7月15日に大田区内の出雲小学校にて、総合学習の一貫として小学生が伝統工芸に触れる機会を提供しました。当会から7人の職人が4年生の生徒約75人に、自らの技を伝えました。
1.全体説明
職人の自己紹介から始まり、各々が作る作品やそれに関する歴史についての簡単な説明をしました。児童の皆さんは、メモしながら熱心に耳を傾けていました。
2.個別体験
グループに分かれて制作体験です。2~3種の希望する伝統工芸を体験しました。全員がchromebookを片手に動画を撮ったり、道具や材料の名前を聞いてはメモをとったりしながら、職人の用意した材料で制作体験もして、自分で作ったお土産を持ちかえりました。
●江戸表具:春原敏雄
●和竿:吉澤均
●畳:柳井博
●カービング:小野恒夫
●木工:松浦和美
●装飾料紙:中井慎吾
●和裁:納富美津英
今回は長い歴史を持つ伝統工芸の技術が大田区にあることを知り、職人とはどういう職業なのか、そしてどのようなモノを作っているのかを具体的に知ってもらうことが出来ました。
今後は「大田区伝統工芸アンバサダー」として、友達や周りの人に大田区の伝統工芸の良さを伝えてくれるそうですよ!
※大田区伝統工芸発展の会は、今回のように出張実演を実施しております。
ご依頼は事務局・吉澤均まで。
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