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  • 執筆者の写真大田区伝統工芸発展の会

(令和2年度)大田区伝統工芸士に新たに当会員3名が認定

大田区では区内外で活躍している区内在住の伝統工芸士の社会的評価の向上を図るとともに、区民の伝統工芸への興味・関心を喚起するため、平成29年度より大田区伝統工芸士認定制度が実施されており、これまでに当会員8名が認定されてきました。


今年度は、大田区伝統工芸士認定審査会の審査を経て、大田区長が下記の3名の当会員を新たに大田区伝統工芸士として認定し、12月1日に大田区役所にて認定証の贈呈が行われました。


宮崎 正明(染色用型紙 制作実務年数 約26年)

師匠である小林一氏の作品に出会ったことがきっかけで型紙の製作を始める。1986年に

伊勢型紙技術保存研究会に入会し、本格的に伊勢型紙制作を始める。

微細な江戸型紙を制作し江戸小紋、江戸唐紙、手ぬぐいなどの文様を手掛ける。また寛永寺や浜離宮など数多くの文化財の修復、復元を手掛ける。


田中 康友(和笛 制作実務年数 約15年)

日本全国のお祭りで使用される和笛の制作を手掛け、これまでに制作した笛の種類は100種類を超える。相手の希望に合わせて音作りを行う「My調律」を確立し、難しかったドレミ平均律の調律にも成功した。


小野 恒夫(彫刻制作 実務年数 約45年)

テレビコマーシャルやテレビドラマなど多方面で氷彫刻作品を提供している。東京氷彫創美会(のちに全日本氷彫創美会)を1975年に設立し、設立時より役員として所属している。「第2回明治神宮奉納氷彫刻大会 最優秀賞」などの受賞歴がある。現在は氷彫刻やフルーツ・せっけんなどの彫刻業務の他、フルーツやせっけんなどに彫刻を施すカービングの講師を兼任している。


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これまでの当会員の認定履歴

第1回(平成29年度)

・本阿弥光州(美術刀剣研磨)

・伊東孝夫(三味線)

・春原敏雄(江戸表具)

・吉澤均(江戸和竿)

・故 宮崎通子(日本刺繍)

第2回(平成30年度)

・町田久美子(手描き友禅染)

第3回(令和元年度)

・黒川 朋子(絽ざし)

・中山 健(和裁) ↓写真左から清水副区長、松原区長、宮崎正明、田中康友、小野恒夫



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<大田区によるプレスリリース>


<授与式取材映像をJ-COMにて放映>

2020年12月3日 18時~ J:COMチャンネル

(再放送21時~、23時~ 翌日7時~、10時~、12:30~

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